火星と木星の間の
メインベルト軌道を運行する小惑星(248370)に
長い尾が伸びている事が確認されました。
・ATLAS 50cm望遠鏡の画像
19等級との事なので
私の機材では写らない可能性もありましたが、
珍しい現象なのでダメもとでチャレンジしてみました。
ATLASの画像のイメージから
私の機材でも写るかも?とも思いました。
小惑星(248370)
長い尾は写りませんでしたが、細長い姿で写りました。
18等級前半
DSSで確認位置関係
小惑星に尾が発生する原因としては
・小惑星同士の衝突
・YORP効果による高速スピン
などがあります。
*YORP効果とは、
*YORP効果とは、
太陽から受ける光の圧力と
天体表面からの熱放射のバランスが
天体表面からの熱放射のバランスが
天体上の場所によって異なる事で
回転力が生じて自転速度が変化する現象です。
回転力が生じて自転速度が変化する現象です。
2019年にも小惑星6478(ゴールト)に尾が発生して撮影しました。
ゴールトに尾が生じた原因は、
前述のYORP効果によって自転速度が速くなり
遠心力で表面の物質が舞い上がったものと考えられています。
前述のYORP効果によって自転速度が速くなり
遠心力で表面の物質が舞い上がったものと考えられています。
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