5月に明るくなることが期待されているアトラス彗星が
分裂して減光し始めたとの情報が駆け巡っています。
実際に天文台の大望遠鏡の画像では
彗星核が分裂した姿が捉えられています。
これから日々姿が変化していくと思われるので
スーパームーンの満月が輝く夜空でしたが撮影してみました。



C/2019 Y4(アトラス)
星図


撮って出し画像では、
月明かりの影響で短時間露出でも真っ青ですが
彗星が淡い姿で写っているのが確認できます。
これを画像処理をして暗夜のごとく仕上げます。
s-IMG_2762


以前と比べて集光部が細長くなりました。
分裂した彗星核が一列に連なっているのだそうです。
2020.4.8  20h30m~
ε160 + EOS KISS X5
ISO1600  30秒x16枚合成
2019Y4 2020.4.8-


私の撮影から半日後の大望遠鏡での画像。
このまま消滅してしまうとの説が有力です。
残念ですが、それもまた自然現象です。
s-Comet-ATLAS-April-9-Nick-Haigh