今回アップするのは4月14日に撮影した124Pと
4月16日に撮影した6彗星の中から
C/2019 Y4と249Pの2彗星です。
124P(ムルコス)
周期5.57年
17等級前半
2020.4.14 21h10m~
ε160 + EOS KISS X5
ISO3200 120秒x7枚合成
この彗星は2020年1月から1ヶ月おきに撮影しています。
2020.1.19 → 17等級前半
2020.2.18 → 16等級前半
2020.3.17 → 15等級後半
2020.4.14 → 17等級前半
地球との距離が近かった3月が明るさのピークでした。
4月は地球から遠ざかっているので
近日点付近にいますが減光し始めました。
C/2019 Y4(アトラス)
9等級前半
2020.4.16 20h25m~
ε160 + EOS KISS X5
ISO3200 90秒x14枚合成
3月末から予想に反して減光し始めましたが
依然としてその傾向にあるようです。
依然としてその傾向にあるようです。
2020.4.10 → 9等級前半
2020.4.16 → 9等級前半
短時間露出で中心部を描写しました。
分裂核が一列に連なっているようなイメージです。
2020.4.16 20h59m~
ε160 + EOS KISS X5
ISO1600 30秒x16枚合成
大望遠鏡での画像では、その様子が良く分かります。
4月10日頃から大きな塊が分離し始めて
それぞれが発砲入浴剤のように崩壊しながら拡散しています。
249P(リニア)
周期4.63年
17等級後半
C/2019 Y4の核を撮影したISO1600のままだったので
暗めな写りになったかも知れません。
2020.4.16 21h20m~
ε160 + EOS KISS X5
ISO1600 120秒x10枚合成
比較的太陽に近づく軌道です。
これから急速に増光して
5月に夕方の西天で10等級になりますが
家の庭からは撮影できない位置です。
この彗星は前回の回帰時も撮影しました。
やはり夕方の西天低空にいたので遠征して撮影しました。
2016.1.3 PM7:00~
ε160 + EOS KISS X3
ISO1600 90秒x16枚合成
その②に続く。
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