(C/2014S2,C/2014N3,C/2014A4,88P,61P,C/2013X1)
10月5日と6~7日の晩は自宅から撮影しました。
対象はすでに撮影済みの微光彗星ばかりですが
前回の撮影から日数が空いたので光度と形状の変化を観測しました。
パンスターズ彗星(C/2014 S2)
今一番明るく見える彗星です。
10月5~6日に北極星のすぐそばを通過しました。
彗星が北極星のそばを通過する様子はなぜか好んで撮られます(笑)
非常に明るい星が北極星。
2015.10.5 PM11:20~
ε160 + EOS KISS X3
ISO1600 60秒x4枚恒星基準合成
8月に増光して9月~10月と徐々に明るくなって来ました。
現在は10等級だそうですが、昔の8等級位な写りです。
2015.10.5 PM11:13~
ε160 + EOS KISS X3
ISO1600 60秒x16枚合成
2015.9.11撮影
2015.8.23撮影
ネオワイズ彗星(C/2014 N3)
9月の画像と比べると、明るさは横ばいですが
尾が短くなって頭部のコマが大きくなったように見えます。
2015.10.6 PM9:50~
ε160 + EOS KISS X3
ISO1600 90秒x16枚合成
2015.9.10撮影
ソニア彗星(C/2014 A4)
9月よりも尾がはっきりとしてカッコ良い姿になっています。
広角レンズでこの位に写る彗星が現れて欲しいものです。
2015.10.6 PM10:39~
ε160 + EOS KISS X3
ISO1600 90秒x16枚合成
2015.9.11撮影
ハウエル彗星(88P)
緩やかに減光しているようです。
移動速度が速いものと思い60秒露出に抑えましたが
思いのほか動きが遅かったです。
もっと露出を伸ばしていれば、さらに淡い部分まで描写出来たかも知れません。
2015.10.6 PM11:14~
ε160 + EOS KISS X3
ISO1600 60秒x16枚合成
2015.8.23撮影
シャイン・シャルダハ彗星(61P)
9月の画像と比べて明るさや形状に変化は見られません。
変化無しというのも重要な観測結果です(笑)
2015.10.6 PM11:40~
ε160 + EOS KISS X3
ISO1600 90秒x16枚合成
2015.9.14撮影
パンスターズ彗星(C/2013 X1)
9月20日から半月しか経過していないので
あまり変化していませんが
集光部が若干大きくなっているように見えるので
今後の活動に期待です。
2015.10.7 PM0:33~
ε160 + EOS KISS X3
ISO1600 90秒x16枚合成
2015.9.20撮影
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