まだ冷え込みますが暦の上では春です。
当地では立春の神明(しんめい)作りがありました。
1週間後に燃やして、餅を焼いて食べたり
竹筒で熱燗して飲んだりする習わしです。
イメージ 1



それはさて置き、2月13日~14日の夜に撮影しました。
まずは13日の宵に、
広島市の坪井氏が発見された超新星を撮影しました。
(その画像はまた後日)
晴天は14日の朝まで続きそうだったので
望遠鏡を設置したままにして仮眠した後、
4時起きで明け方の2彗星を撮影しました。




パンスターズ彗星(C/2015 O1)
この時期の明け方には
もう夏の星座が昇って来ます。
SnapCrab_


結構明るく、12等級後半。
2018.2.14  4h12m~
ε160 + EOS KISS X5
ISO1600 120秒x12枚合成
2018.2.14


昨年5月は15等級前半でした。
近づいてきた感があります。
合成


現在ちょうど近日点の時期で、
今後地球との距離がもう少し近くなり
若干増光する予想。
軌道2









アトラス彗星(C/2017 M4)
SnapCrab_


15等級後半。
2018.2.14  5h07m~
ε160 + EOS KISS X5
ISO1600 90秒x12枚合成
2017M4 2.14
DSSで確認。
s-dss_search


半年前は16等級後半でした。
合成


今年の夏にかけて14等級まで増光して好位置で観測出来ます。
2019年1月15日の近日点の頃は観測出来ない位置にいます。
軌道2



次回は超新星特集の予定(笑)