2月6日の夜半から7日未明にかけて6彗星撮影しました。




84P(ギクラス)
周期6.68年
星図


17等級後半
2021.2.6  23h18m~
ε160 + EOS Kiss X5
ISO3200  120秒x12枚合成
84P 2021.2.6-


この彗星は2020年9月から撮影しました。
9~10月が明るさのピークで
11月以降ゆっくりと減光し始めました。
2020.9.28 → 15等級後半
2020.10.25 → 15等級後半
2020.11.15 → 16等級前半
84P合成1-
2020.12.10 → 16等級前半
2021.1.8 → 16等級後半
2021.2.6 → 17等級後半
84P合成2-


2020年6月が近日点でした。
9~10月は彗星の活動が盛んだったので
地球との距離が遠くても明るく、
11月以降は、地球に近づいて来たにもかかわらず
活動が衰えて減光していきました。
軌道






99P(コワル第1)
周期15.1年
星図


17等級後半
2021.2.6  23h55m~
ε160 + EOS Kiss X5
ISO3200  120秒x12枚合成
99P 2021.2.6-


この彗星は遠方にいるので数年間観測出来ます。
2021年シーズンは17等級で、
近日点を通過する来シーズンの2022年春に16等級になり
2023年シーズンは17等級との予想です。
軌道






409P(ロニオス・ヒル)
周期14.9年
星図


きれいな尾が伸びています。
15等級前半
2021.2.7  0h24m~
ε160 + EOS Kiss X5
ISO3200  120秒x12枚合成
409P 2021.2.7-


前回撮影した1月から少し増光しました。
2021.1.10 → 15等級後半
2021.2.7 → 15等級前半
409P合成-


2021年1月28日が近日点でした。
その後の2~3月が明るさのピークの時期という予想です。
軌道






C/2020 T2(パロマー)
星図


14等級後半
2021.2.7  0h52m~
ε160 + EOS Kiss X5
ISO3200  120秒x12枚合成
2020T2 2021.2.7-


増光中です。
2021.1.10 → 15等級前半
2021.2.7 → 14等級後半
2020T2合成-


近日点は2021年7月です。
その前の5~6月が明るさのピークの時期で
12等級になるという予想です。
軌道






405P(レモン)
周期6.86年
星図


17等級後半
2021.2.7  2h04m~
ε160 + EOS Kiss X5
ISO3200  120秒x12枚合成
405P 2021.2.7-


減光中です。
2020.11.15 → 16等級前半
2021.1.10 → 16等級後半
2021.2.7 → 17等級後半
405P合成-


この彗星は2020年11月に核の分裂?が発生して増光して
その後減光していきました。
s-Em95wk5XYAAsU7p


当初は、近日点を通過する2020年12月が
明るさのピークという予想でした。
軌道






117P(ヘリン・ローマン・アルー第1)
周期8.24年
星図


ダストテールが伸びています。
16等級前半
2021.2.7  2h32m~
ε160 + EOS Kiss X5
ISO3200  120秒x12枚合成
117P 2021.2.7-


この彗星は数年間観測可能なので1年前も撮影しました。
2020.2.18 → 17等級前半
2021.2.7 → 16等級前半
117P合成-


今回帰の近日点は2022年7月で
2020年に17等級、2021年に15等級、
2022年に13等級、2023年に15等級、
2024年に17等級との予想です。
軌道